「突然の難聴」と思ったら…実は耳垢!? 院長の体験談
*事件の始まり
77歳の高齢男性である私は、数日前から右耳の聞こえが悪くなりました。突然の症状に驚き、職業柄頭をよぎったのは「突発性難聴」や「ウイルス性中耳炎」などの病気でした。加齢による聴力低下の可能性も考えましたが、何か異常が起こっているのではと心配になり、近くの耳鼻科を受診しました。
*診断結果はまさかの「耳垢閉塞」
診察室に入り、医師に症状を伝えると、すぐに耳の中を診くれました。そして医師の口から出た言葉は予想外のもの。
「耳垢が詰まっていますね。」
そう、私の聴力低下の原因は病気ではなく「耳垢閉塞」だったのです。長年の間に蓄積した耳垢が耳の穴を塞ぎ、音の通り道を妨げていたということでした。
*わずか5分で聴力回復
医師は専用の器具を使い、すぐに耳垢を取り除いてくれました。その間、両耳合わせてもわずか5分ほど。治療が終わると、驚くほどクリアに音が聞こえるではありませんか。
「こんなに簡単に治るものだったのか!」
まるで耳鼻科医が“救いの神”のように思えました。医師は取り出した耳垢を見せてくれましたが、思った以上に大きく、こんなものが詰まっていたのかと驚愕しました。

*聞こえにくくなったら「年のせい」と決めつけない
今回の経験から、聴力低下を加齢による聴力低下と決めつけずる、一度耳鼻科を受診することが大切だと実感しました。高齢になると耳垢が固まりやすくなり、自分で適切に取り除くのが難しくなることもあります。もし急に聞こえが悪くなった場合は、「病気かも?」と不安になる前に、まず耳鼻科で診てもらうことをおすすめします。
たった5分で聞こえが戻るかもしれませんよ!
2025.3.27投稿
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