歯周病を防ぐ口腔ケアー
1.歯周病は重病の原因となる
口の中には歯周病菌や齲歯菌(虫歯の原因菌)が存在します。こうした菌を放置すると、血液中に菌が入り込み、動脈硬化や脳卒中、認知症、糖尿病、腎臓病、消化器がんなど多くの病気の悪化要因となります。
例えば脳卒中を2.22倍に増やすだけでなく、糖尿病を2.2〜5.6倍、アルツマイマー病を1.8〜3.2倍にすることが知られています。
米国の研究によると歯周病(いわゆる歯槽膿漏)が重症化すると、死亡率が85%も増えることも判りました。
わが国最大の死因であるがんについても、70万人以上を最大10年間追跡した韓国の研究で、歯周病のある人の累積がん発症率がない人の2.2倍と明確なリスクとなっています。
歯周病になっている人の割合は、50歳代で男性68%、女性46%と非常に高いのです。
歯磨きをした時の歯肉からの出血や歯肉の腫れ、圧痛、歯のぐらつきがある人は100%歯周病があります。
放置すると歯を失うだけでなく、下図に示すように免疫低下による発がんや動脈硬化進行による脳卒中、認知症、糖尿病、腎臓病など多くの疾患リスクが高まります。
生活習慣病を予防するためにも、効果の上がる口腔ケアーを毎日行って歯周病をしっかり防ぎましょう。

口腔ケアーの効果は、東京歯科大が東京都府中市で行った実験でインフルエンザの罹患率を約1/10に減らせたことや、アメリカの研究で血糖値の指標HbA1cを0.5%減少させたことから糖尿病診療ガイドラインでも強く推奨されています。
2.確実に効果の上がる歯磨きのやりかた
一日何回歯磨をしても構いませんが、歯垢(プラーク)が沈着するのに24時間かかりますので最低でも夕食後、できたら朝夕食後に以下の方法で行います。
◎夕食後の歯磨き(食事量が多く歯垢が付きやすいので必須)
2018年にアメリカで発表された研究で、歯間清掃後に歯磨きする方が効果的だとわかりました。
最初にラクレッシュマウスウォッシュを30秒間口に含み吐き出します。
そのままゆすがずに歯肉刺激効果を持つ歯間ブラシV-7歯ブラシないし歯間磨き専用の電動歯ブラシTAPG TG-04(当院でも販売しています)で歯間を磨きます。
歯間ブラシを表側と裏側から歯間に押し込んで前後に動かし歯間をきれいにします。このとき一箇所5秒以内にとどめ、過剰刺激にならないよう気をつけます。
次にお好みの歯ブラシを電動化できるソニックオールを使用して次のように歯を磨きます。
クラプロックスなどの毛がやわらかい歯ブラシを装着し、歯肉側から歯の方にずらし、歯ブラシの角を歯のつけ根2mmだけ狙って当てます。
このとき、歯のつけ根に歯ブラシ角の毛先が直角に当たるように角度を調節します。
例えば上の奥歯前側を磨くときには、歯ブラシをやや手前に傾けます。
一箇所3秒くらい当てて、ずらしながら前側と後ろ側を磨きます。
一番奥の歯は、歯ブラシを外側に回して奥側も磨くようにします。また前歯の裏は歯ブラシを縦にして先端側の角を歯と歯肉の境界に当てるようにして磨きます。
◎朝食後の歯磨き
最初に水圧で歯間をきれいにするソニックケアーパワーフロッサーなどを使って歯間をきれいにします。
次にソニックオールにラクレッシュ歯磨きジェルを塗布し上記の方法で歯を磨きます。
更に、食後に口腔内善玉菌(L8020乳酸菌 ラクレッシュPROタブレット)の補充やキシリトールガムを噛むことも臨床試験で歯周病菌やう歯菌を減らす効果が実証されておりお勧めです。
筆者もこの方式で口腔ケアーを2026年6月より実行し、歯肉の腫れや歯のぐらつき減少を実感できています。
がんをなどの慢性疾患をかかえている患者さんには強くお勧めできる健康法です。
ソニックオール

ラクレッシュ・マウスマウスウォッシュ

ラクレッシュ歯磨きジェル

なお、紹介している製品は院長が自ら試した結果、現時点で最良と判定したものです。
各商品のメーカーとの利害関係は一切なく、より効果的な製品が見つかり次第予告なく入れ替えます。
2026.8.31投稿
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