院長記事をお読みいただきありがとうございます

 「わかさ」や「健康365」、「けんいち-健康一番-」、「夢21」などの健康雑誌をご覧になった上で当院のホームページにアクセスされる方も多いことでしょう。
このサイトではそうした方々に、雑誌掲載内容とそれに対応する誠快醫院の基本的な対応方針をご説明します。

1)ひざ痛や腰痛など整形外科慢性疾患の記事を読まれた方へ

こうした慢性疾患は、加齢に伴う老化現象の現れで根本的な治療はない、とされています。
しかし、本当にそうでしょうか、老化現象だからあきらめるしかないのでしょうか。
私はそうは思いません。
もちろん限界はあります。
例えば、90差になった人が50歳の時のように走れる、というのは無理でしょう。
でもたとえ90歳でも本来は痛みなく普通に歩けるはずですし、現に多くの人ができています。
慢性的な痛みがあるのは、痛みが起きる原因が必ずあります!
その原因を問診や診察、検査で突き止めて解決すれば痛みは徐々に軽くなり、しばしばなくなることも期待できるのです。
そのためには、どの患者さんにある自己治癒力を最大限発揮されるような環境作りが最も大切です。
というか、実は医療ができることはそれしかないのです。
例えば、骨折でギプス固定をしますが、それは骨が動かないようにしてつきやすくするためなのです。
接着剤でものを着けようとするときに、乾かないうちに動かすと着かなくなるのと同じ理屈です。
そうした環境作りの中で、もっとも盲点となっているのが骨格の歪みと筋骨格系修復に必要な栄養素です。
どちらも整形外科治療にほとんど含まれません。
健康雑誌では往々にして体操などの骨格のゆがみ取りに力点がおかれますが、実は栄養の問題を解決しないと根本的な治癒は得られません。

一例を上げれば、変形性関節症による膝関節痛を持つ関西在住の高齢女性がいらっしゃいます。
遠方なので通院によるゆがみ取り治療やゆがみ取り体操の指導はできません。
この方に不足している栄養素(持続性特殊ビタミンcや医家向けカルシウムサプリなど)を飲んでもらったところ、徐々に痛みがなくなり、現在は20分以上続けて歩けるようになっています。

当院がお勧めする慢性痛み疾患の方の治療パターンは、次のようになります。
初回来院時に問診・診察・検査で痛みの原因となっている生活習慣・生活環境を突き止め、根本的な対策を考えます。
ほとんどの場合、骨格の歪みと栄養や呼吸、ストレスなど生活習慣に問題が見つかりますので、そうした問題点を解消する生活習慣改善を最初の数回で説明・提案します。
また、筋骨格系修復について絶対的に不足する栄養素や免疫低下が想定されるときには免疫強化サプリメントを提案し、一定期間試してもらいます。
サプリメントの効果が見られたときには、費用のことも考え必要最小限に減らしながら継続します。
骨格の歪みについては、当初1〜2回は動きのコツを覚えるために院長のSPAT治療を受けてもらい、その後は自力でできるセルフSPATや自己操体法修得をお勧めしています。
こうした方針で治療を継続すると、少なくとも痛みの増悪はストップでき、多くの場合で徐々に痛みが軽減していくとは断言できます。

整形外科や整骨院での一時的な症状改善では満足できない方は、当院のこうしたアプローチを一度試されたらいかがでしょうか。
うまくすると「行ってよかった誠快醫院」となるかもしれません。

2)突発性難聴や耳鳴りなどの耳鼻科疾患の記事を読まれた方へ

最初に突発性難聴患者さんを手がけたのは2002年で、柔道整復師専門学校の教え子の婚約者さんでした。
1週間前に突然難聴が起きて耳鼻科で治療を受けたが回復がみられない、との相談です。
発症前からの風邪症状があり、ウイルス感染による突発性難聴と診断して頸椎の歪み取りSPATと免疫増強サプリメントを服用したもらいました。
頸椎SPATによる内耳循環改善と免疫増強サプリメントが効果を発揮し、数回の治療でめきめきと回復し、6週間後には聴力が完全に正常化しました。

昨年(2016年6月18日)に手がけた突発性難聴の著効例も紹介しましょう。
その方は、出張中の6月10日に突発性難聴にかかり帰京後すぐに某大学病院耳鼻科に入院しました。
集中的な治療を一週間受けましたが、改善がみられなかったので当院にいらしたのです。
出張前に家庭のことや仕事で多忙だったことから免疫低下によるウイルス感染が基礎にあり、
増悪因子として頚椎の歪みがあると想定しました。
そこで、頚椎SPATと免疫強化のサプリメント(プロビタC、メシマ、さび止めP、セラクルミンEX)の服用をお勧めしました。
下の聴力検査をみて頂くと判りますが、一回の頚椎SPAT後一週間で全体に約10db聴力が改善し、2回目の治療2週間後には正常範囲近くまで聴力が回復しました。
こうした著効を得られた理由は、発症から2週間以内という早い治療開始時期と頚椎歪み解除による血流改善ならびに免疫強化サプリメントが相乗的な効果を上げたからだと考えています。

聴力検査

一般に突発性難聴は、発症2週間以内の治療効果が高く1ヶ月以上経過すると治癒が困難です。
そして3ヶ月以上経過すると症状が固定化するとされています。
この方は幸いにも発症からの日が浅く、ほぼ正常の聴力が得られましたが、長期間経過すればするほど治療への反応が悪くなってしまいます。
突発性難聴や耳鳴りなどの耳鼻科疾患で当院受診をお考えの方は、発症二週間以内の早ければ早いほど効果が期待できます。
そして、発症から3ヶ月以上経過したときの治療は、再発による聴力の喪失予防と神経細胞再生促進による根気強い取り組みが求められます。
この場合には数回の治療で劇的な改善を得ることは困難です。

とはいえ、根気強くゆがみ取りと免疫強化の生活習慣・生活環境を続ければ、不可能とされている内耳神経細胞の再生も少しずつ進み聴力が改善した例もあります。
2016年9月に来院した50歳代女性の患者さんがこれに当たります。
2016年7月8日に突発性難聴を発症し、翌日耳鼻科受診時の聴力は「高度難聴」に分類されるものでした。

20160709

ステロイドなどの耳鼻科治療が効果を上げ、当院来院時2016年9月24日の検査では約30db改善が見られましたが、発症から3ヶ月経過しこれ以上の改善は困難という耳鼻科主治医の診断です。

20160924

当院でゆがみ取りSPATや免疫強化のサプリメントや生活習慣改善を開始し、約6週間後の2016年11月4日に聴力検査を受けました。残念ながらこのときにはほとんど改善が見られませんでした。

20161104

この時点で難聴は神経細胞の破壊が原因と判断し、神経細胞の再生をうながす治療方針に切り替えました。
具体的には、サプリメントや生活習慣改善は今まで通りとし、私が行うゆがみ取り治療ではなくご本人にゆがみ取り体操「セルフSPAT」を修得してもらいます。
セルフSPATを行うには多少のコツがありますので、3回ほどマンツーマンでしっかり練習します。
その約3ヶ月後今年2017年2月9日に聴力検査を受け、約10dbの改善がありました。
ご本人は耳鼻科での「もう改善は無理!」との宣告を受けていたので、びっくりしたそうです。
「そういえば最近少し聞き漏らしが減った気がする」との報告を聞き、私まで嬉しくなります。

20170209

発症から3ヶ月以上経過して症状が固定化した難聴は改善困難とされています。
しかし神経細胞の再生しやすい環境を用意すれば、少しずつではあっても改善する可能性があることをこの症例は示しています。
時間がたったからといってあきらめたくない方がいらしたら、チャレンジをされてはいかがでしょう。

上に示した3つの症例の他にも、突発性難聴でゆがみ取り頚椎SPAT治療後にビタミン剤点滴をしていたら聴力が完全回復した中年女性の例や、同じパターンの治療で完治した若い男性患者さんなどがおられます。
耳鼻科での治療で回復がはかばかしくないと感じられ方は、できるだけ発症から時間がたたないうちに当院受診をご検討ください。