東洋医学の名医134人に院長掲載

 

骨盤矯正法-SPAT-  

<誠快醫院紹介部分を抜粋>

さまざまな手段を講じるガンの免疫療法

鹿島田医師はその経歴からみても、治療法からみても、かなり独自性が強い。
医療関係で取得した免許は、あんまマッサージ指圧師、骨つぎといわれる柔道整復師、西洋医学を修了しての医師免許があり、それだけではない。筋骨格系の疾患を癒す操体法を習得しているし、「総合検診における骨老化早期診断法」で総合健診学会の学会賞を授けられたりもしている。
このように治療家として幅を広げた後に開業したのが誠快醤院で、内科、束洋医学科、整形外科を看板にしているが、扱う病気で最も多いのはガンである。それも、入院中の患者と、進行ガンで病院から見放されたような患者が大部分で、現代医学にない鹿島田医師の治療法を求めてやってくる。入院中の患者の場合、本人ではなく、その家族が来訪することも多い。
そこで威力を発揮するのが、二〇年以上にわたる鹿島田医師の経験と開業以来蓄積された膨大なデータで、それによって症状を細かく割り出す。

 

HRVという心拍数変動測定器を使って、脈のゆらぎなども測る。 そのうえで総合的に判断し、適切な免疫療法を提案するのだ。
この療法は、医薬品や機能性食品を選りすぐって活用する。D-フラクションやAHCC、丸山ワクチン、アガリクス、メシマコブ、乳酸菌エキス、液体サメ軟骨などが主で、いずれも体に負担をかけずに免疫力を高め、治癒や延命を目指すことになる。指圧や操体法も治療手段としており、免疫療法として有効である。
最近、四〇代の男性の急性リンパ性白血病が治癒した症例がある。
造血器のガンといわれる白血病では、抗ガン剤を投与されるが、この患者は各種の抗ガン剤を使いつくしたところで、誠快醫院に来た。鹿島田医師はそれまで四カ月間接与され、効果が薄れかかっていたグリペックという特殊な抗ガン剤に、独自の免疫療法を併用した。こうして三週間後に骨髄を穿刺して検査したところ、白血病細胞が消えた状態になっていたという。
「その患者さんの主治医は、そんなことあるわけがない、といって驚かれたそうですが、余命いくばくもないとまでいわれたご本人は、すっかり元気になって大喜びでした」

病気を治し患者も医師も良い気持ちになるように

鹿島田医師は次のように医療活動のモットーを話してくれた。
「恩師である故橋本敬三先生(操体法の創始者)は、気持ちの良いことは体に良いよ、とおっしゃっていましたが、その言葉どおり気持ち良くなるよう治療に努めています。患者さんだけでなく、医師も心地好い状態になるようにね。自分もやってほしい医療をするのが病気治しの基本だと思ってます」
誠快醫院に置かれたパソコンには、たくさんの患者の症状や生活習慣などが事細かにインプットされている。鹿島田医師が患者の話を聞きながら、同時進行で打ち込んでいるからだ。これによって得られたデータは、患者にフィードバックされる。自由診療。操体法による治療費は7000円。

鹿島田忠史(かしまだただし)
1948年東京都生まれ。横浜国立大学卒業後、住宅メーカーに勤務。その後、指圧の長生学園と柔道整復の花田学園(現日本柔道整復専門学校)に学んだ後、操体法の橋本敬≡先生に師事。最終学歴は東邦大学医学部卒。1991年誠快醫院開業。

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